12/01/2008

猫と靴下

師走朔日。日記を書く必要がないほど今日もただ書くのみの一日でした。家の人に「今日頬がこけてない?」と指摘されるあたり…。ちょっと用事で立つ以外はほとんどパソコンの前にすわったままなので激しくからだに悪いとは思うのですが。でも明後日は「セーノ!」の取材で朝から出かけるので家にいられる日に進めておかなくてはならないのです。

朝一番、ネットのニュースでラウドネスのドラマー樋口宗孝さんが亡くなったことを知りました。日本を代表するメタルドラマーでした。癌で闘病中なのは知っていたけど、また戻ってくると思っていたので残念です。御冥福を。

それなりに満ちては揺らぐ冬の日の隣家の軒の猫と靴下/ひぐらしひなつ

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11/30/2008

八月の壊滅

夜中から朝にかけてライティング、朝食のあと仮眠、目覚めて入浴後にクラブトリニータへ資料ともなるナビスコ杯優勝記念DVDを取りに外出。帰宅してJ33節名古屋vs札幌戦、ACL出場権を賭けて札幌に頑張ってもらいたいと思いつつ観戦するもピクシーの采配が美しく決まって名古屋が勝利しました。これで大分のリーグ3位以内という目標達成は厳しくなったかも…。

目薬をさしつつパソコンに向かっていますがさすがに疲れ目もピークで、メールやら御連絡やらがこぞって遅れがちですが御寛恕下さいませ。今週を乗り切れば、…今年も大詰めですね。

点眼薬ふるえて落ちる瞬間の、あの八月の壊滅の都市/ひぐらしひなつ

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11/29/2008

楕円のふち

もういい加減一文字だって書くのイヤ、という状態になりつつも、実はいま書いている原稿は大分トリニータの選手ひとりひとりの紹介文なのですが、今日J第33節柏戦に2-0で完勝してくれたりするわけで、なんとかテンションを保てています。実際思い入れがありすぎて書きながら笑ったり泣きそうになったりしてしまう。かすかに締切も延びたし頑張ります。

そのJリーグ第33節、優勝争いも残留争いも大詰めで、どの試合も持てる力以上のものを出し切ったという感じでした。劇的な勝利で鹿島が大きく優勝に手を掛け、川崎がそれに追いすがる。浦和は今季の無冠確定。千葉、磐田、東京Vが負けて下位はまだ混戦状態。今日は大分らしい展開で勝ったけれど、3位以内に食い込めるかどうかは明日の名古屋の結果と最終節の直接対決に持ち越されました。

「Winning Goal」12月号と「セーノ!」新年号、発売になっています。前者はTriFile西川周作選手のインタビュー、後者は焼酎特集と「昼下がりの誘惑」「短歌の花道」掲載です。しかし焼酎特集の家呑み座談会の写真に添えられたプロフィールが「俳人」になっていて憮然。毎月短歌のコーナー連載してるのに、編集さん頼みます…。

もう絶対に間にあわない、無念の不参加になるかと思っていた某歌会、なんとか詠草を送ることができました。なんとなく新鮮な気持ち。歌会が楽しみです。

やわらかく朱肉に沈む印鑑の楕円のふちにそそぐ冬の陽/ひぐらしひなつ

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11/28/2008

フォントの海

ひさしぶりにパソコンの前を離れて「セーノ!」の取材に出ました。今日は「昼下がりの誘惑」。月末締切なので速攻で原稿を仕上げなくてはなりません。あとは相変わらずこつこつとライティング。焦っても物理的な進行状況は変わらないので、この際ただ黙々と書き続けることに肚を決めました。遅いか。

夕月の傾く頃はこぼれだすフォントの海に難破する船/ひぐらしひなつ

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11/27/2008

銀杏樹に降る

疲労がピークに達したのか単純に惚けていたのか今日は本当にダメダメな日で、250文字で29本書かなければならない原稿をなぜか150文字で書き進めていたり、それに気づいて呆然としているあいだに火にかけておいた鍋を焦げつかせてしまったりと、自分のあまりのダメさ加減に泣けました。それ以来全くテンション上がらず。しかしこのまま折れてはいけないのです。

背景を明らかにしない歌は一首単独でなら強度を保てるのだけれど、連作、歌集とまとめればまとめるほどかたまりとしての焦点がぼやけてくるようです。この構成をどれだけ意識的にやれるかで今後の自分が動くのだと思う。背景を明示せずに主題を掘り下げることは可能なのだろうか。浅い夢のような一連として終わるのも潔い選択肢ではあるのだろうけれど、質量のある言葉を届けるというのはどういうことなのだろうと、すこし迷っています。

事故現場片付けられて残された銀杏樹に降る雨とひかりと/ひぐらしひなつ

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11/26/2008

細き糸切れば

250字×29本、800字×6本、こつこつと書き続ける毎日。そろそろフィギュアか何かのコレクションのコンプリートを目指す気分に似てきました。楽しみながらやっています。疲れたら机まわりを片付けたり愛犬の頭を撫でに行ったり。ああでも月末までにあとコラムともうひとつ、終わるのかなー。

天皇杯磐田vsガ大阪は、相変わらずベストメンバー問題に絡んでテレビで観戦。J1残留を賭けて瀬戸際の磐田に、この日程で配慮もできない協会ははっきり糞だと思います。

明日も一日書く仕事。午後から雨になる予報です。

釦穴くぐりて垂れる細き糸切ればやさしい雨の萌しが/ひぐらしひなつ

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11/25/2008

今日消えるもの

悶々と黙々と原稿書き。今月は発注が来ないなーと思いつつもこれ以上忙しくなるのが怖くて黙っていた某コーナーの発注がやっぱり遅れて届いて、しかも締切はいつも通りで、うぅ。でも来月は「セーノ!」の取材で文人の集った温泉地に行くことになるようで、これまた短歌絡みの内容を書くことができそうです。

本と書類と衣類の整理が実にへたくそで迫りくる大掃除に戦々恐々とする毎日。少しずつ整理していますが、あー頭がハードディスクですべての蔵書をインプットできたらどんなにいいでしょうねえ。そうなったらそうなったできっと「あの装幀が好きだったのに」とか言いそうですが、とほほ。

今日消えるものを惜しんで鍋底に沿う青い火の揺らぎを見てた/ひぐらしひなつ

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11/24/2008

重く明るき

給油に出かけたついでに鶴崎の「いこい」で昼食、書店とホームセンターで買物。高騰していたガソリンの価格が毎週いい勢いで下がっていてほっとします。

夜な夜な少しずつ「風通し・その1」を読みすすめています。作品と連作歌会をセットにして一組ずつ。我妻俊樹作品、タイトルの「案山子!」の「!」でいきなり衝撃のツボに入りました。彼の作品は年々捩れ度合を増しているように思えるのですが、短歌という器がどこまでそれに持ちこたえられるのか。石川美南作品は相変わらず読み物として面白い、巧い。こういった作品群の相互批評をライブ感たっぷりに誌上で読めるのはエキサイティングです。

日に日に月末が近づいてくる…。いろんな原稿の正念場です。

欠けた爪汚れた靴など悔やみつつ重く明るき曇天を行く/ひぐらしひなつ

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11/23/2008

暗がりへ帰る傾斜

J1第32節対鹿島アントラーズ戦は、見事なまでの完敗でした。やはり何度もタイトルを獲得してきたチームは格が違う。セカンドボールはほとんど拾われ中盤は完全に支配されていたし、こちらは守備に追われて攻撃がうまく噛み合わず、スペースに走ることができなかった。内容的にはもっと点差の開いていい試合だったと思います。でも逆に言えばうちの守備がそれだけ鹿島を苦しめたということで、鹿島側からしてみればあれだけ攻めたのに1点しか奪えなかったというのは自信を持ってもいいのではないか。優勝争いからは大きく後退しましたが、まだACL出場権は十分に狙えます。心が折れることなく最終節まで闘ってもらいたいです。今日スタジアムに来てくれた3万人超のサポーターやテレビの前で応援してくれた人たちにも、最後まで大分らしい意地を見せてゆきましょう。

それでも帰宅後さすがに気落ちし、睡眠不足もあって爆睡。夜中に起き出して作品の整理をしました。いま十年ちょっと短歌やってきていちばん苦しい作業してるのかも…、頑張ります。

青き服脱いでわたしの暗がりへ帰る傾斜をゆっくり下る/ひぐらしひなつ

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11/22/2008

あなただと思しき影が

体調は今日も冴えないけれど気分的には朝からゆったりとしていました。いつもお世話になっている宅配便のおじさんが配達前にわざわざ電話をくれて、事件の影響で前もって連絡しておかないと警戒されてなかなかドアを開けてもらえないのだとこぼすことしきり。確かに災難だろうなと思います。

島なおみさんのブログに掲載されたなみの亜子さんによる荻原裕幸さんの作品読解が実に丁寧で興味深く読みました。いい評者はえてして変態的で、なみのさんは時評などでもそう感じますが(もちろんいい意味で)、その読み方のメカニズムや細やかな匙加減を知ることができるのはとても面白いです。

明日の鹿島戦に向けてトリニータへのエールの電話などをたくさんいただきました。ありがとうございます。仕事も応援も頑張ってきます。

うすく曇る窓の向こうにあなただと思しき影がわたしを招く/ひぐらしひなつ

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11/21/2008

白き腹部

郵便局で書き損じの葉書を交換して「風通し」の代金を振り込み、スーパーで買物して帰宅。朝から全身の倦怠感と鈍い腹痛がやまず、毎回自分のからだが女であることを呪ってしまいます。夕食も外食で勘弁してもらって延々とグロッキー状態でした。

怖いものや嫌いなものをひたすら避けて生きるやりかたもあるのでしょうが、わたしはそうであればあるほど、そこに踏み込まずにはいられない。なぜ怖いのか、なぜ嫌いなのか、漠然とした恐怖や嫌悪感の正体を見極めなくては気が済まない。それは自分の内部にあるものだから、とりあえずでもいいから座標の位置を確かめておきたいのでしょう。この性分が自らに無用なストレスを課すこともあるけれど、漠然とひっかかりを抱えたままでいるよりは、多少乱暴でもどうにか感情を押さえ込みたい。強いのか弱いのかよくわからん、と笑われますが。

明日は自宅作業です。つつがなく進捗しますように。

人工島の空は低くて海鳥が白き腹部を露によぎる/ひぐらしひなつ

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11/20/2008

ふたたび凪ぐ日々

短歌講座。参加者12人で詠草40首、見学者1人。語に緊張感のある歌が多かったし、言葉を選んで作っている感触が伝わってくる作品が多かったと思います。最初から言葉をあやつるのが巧みな人の不幸というものもあって、さらりと韻律にのせて上手に書けるのだけれど、奥行きや強度やオリジナリティに乏しいという場合。うまくはまれば心地よい韻律だけに、どこかにひっかかりを持たせなくては流れたり滑ったりしてしまう。書いたー、という実感のようなもの、出し尽くした感じを得ながら書く、これは日々自らに言い聞かせていることですが。

終わってからトリニータの練習場へ。リーグ優勝争い大詰めを迎え、また今日は午前中に県民栄誉賞をいただいたのとキャプテン高松選手の第二子が誕生したのなども重なって、報道陣もたくさんいました。寒いなか女子高生らの見学者も多数。某選手に頼まれていたものを渡し、何人かの選手と少し言葉を交わして帰りました。これから全選手の紹介文を書く仕事です。楽しみながらやります。

ひとしきり萌えてふたたび凪ぐ日々のちいさな傷としてきみがいる/ひぐらしひなつ

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11/19/2008

まだ青くして

よく晴れた寒い日。あまりの寒さに、臼杵の個展会場へ向かう途中で防寒着を買いました。ゴキゲンなツートンカラーのマフラーもゲット。今日は買物運良好です。

個展もいよいよ明日まで。大分会場に間に合わなかったからとわざわざ遠方から臼杵まで来て下さった方もいて、感謝です。臼杵長屋では来年のイベントの計画を。実現するなら刺激的な内容になりそうで、話していると精神的に活性化されました。

深夜、W杯予選カタール戦。メディアがやたらと「ドーハの悲劇」を持ち出していて正直うんざりしていましたが、3-0の勝利をおさめることが出来てよかった。スピード感のある攻撃ができた印象で、前半立ちあがりのカタールの猛攻も危なげなく防いでいたと思います。ただ怪我人が多いのが心配。協会では相変わらずいろいろ言われていますが、過密日程なのだから選手の体調には配慮してもらいたいものです。

明日は短歌講座。今日臼杵からの帰りに見た奇跡のような風景に励まされて、元気出して行きます。

銀杏樹はまだ青くして夕空にひろがりながらさやぐさみしさ/ひぐらしひなつ

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11/18/2008

浅く刻んで

昨日そんなことを書いたからというわけでもないのだろうけれど、ものすごい強風でした。家の揺れ方や硝子の撓み方からして台風並みだったかも。相変わらず机についてこまごまと書きものをしたり居間を片付けたりして日が暮れました。

斉藤斎藤くんから「風通し」が届きました。まだざっと全体に目を通しただけですが、若手豪華メンバー競演という感じ。感想はゆっくり読んでからあらためて。

明日は臼杵に行ってきます。寒くなりそう。

途切れても構わなかった川沿いの道 足跡を浅く刻んで/ひぐらしひなつ

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11/17/2008

冷たくて目覚める

今日もパソコンの前でこつこつと仕事。昨日家の人に「たまには気晴らししてくれば?」と言われたのだけど、うーん、やっぱり澱んでますか。月末まで淡々と進めねばならない仕事が山脈状態なので適宜外出とかした方がいいのかも。

なんだかメールがやたらたくさん届いた日でした。とてもひさしぶりの人や、忙しい人からも。共同制作へのお誘いだとか近況報告だとかそっちに行くから会いましょうとか。どの人も滅多に会えない人たちばかりだけれど、やりとりには風が吹いていて、すがしい。みんな元気そうで何よりです。

急に気温低下して、明日明後日は劇的に寒くなる予報。海風の強さが増す季節です。

ひどく冷たくて目覚める知らぬ間に血を滲ませてあかるい部屋に/ひぐらしひなつ

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11/16/2008

郵便受

朝イチで入稿を済ませ、午後からディーラーへ車の点検に。新日鉄大分工場で展示会をやっていたのでお世話になっている営業の方に挨拶がてら行ってみました。クリーンディーゼルエンジン搭載エクストレイルの試乗車があり、すすめられるままに試乗。震動がなく黒煙も出ないけれど静かめのエンジン音は確かにディーゼルで、好みです。トルクが大きいので街乗り通常走行なら二速発進で十分かも。

夜、CSで『ルート225』を鑑賞。藤野千夜の原作は読んでなくて多部未華子目当てで見たのですが、なんとも奇妙な後味がツボでした。ストーリー的に結末が回収されないことにより細部の描写やリアリティ、ひいては主題がくきやかに立ちあがる感じがあって、文芸で言えば小説的というよりも詩歌寄りなつくりになっているのだと思います。

深夜、作品整理と構成の見直しなど。そろそろ軌道に乗りたいです。

十一月、扉ちいさく軋ませて郵便受が孕む人の死/ひぐらしひなつ

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11/15/2008

窓に枯れつつ

まかせきりになってしまっている個展臼杵会場へ行く予定だったのですが、結局一日中家で原稿を書いていました。あまりにデスクワークの時間が長いので発作的にキッチンの掃除などしてからだを動かしてみたり。月末までこういった状況が続きそうです。来週は臼杵へ、そして湯布院にも展覧会を見に行きたい…。

サッカー天皇杯、BSでの中継をちらりと見ましたが鳥栖強すぎです。ゴール前にボールを運ぶのが速いし、攻撃にバリエーションがありますね。浦和や鹿島が敗退して面白い番狂わせ。鳥栖には是非元旦まで勝ち進んでもらいたいです。

いろいろ追われつつ自分のことも進めたい。歌会提出用の歌にも着手しなくては、です。

細き蔦窓に枯れつつ気怠さの蔓延る日々をやさしく揺らす/ひぐらしひなつ

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11/14/2008

薄暮に耳を閉じる

穏やかな冬の晴天。洗濯物が冷たく乾くようになると季節を感じます。

午後、取材準備をして取材。松岡のトリニータ練習場へ行きました。日没が早くなったことにあらためて驚きます。番記者さんたちとちょっとだけ情報交換。天皇杯ベストメンバー問題は結局騒々しかっただけという印象で、一体なんだったのか…。知り合いのサポーターさんにトリニータ関連の新聞記事のスクラップブックを見せていただいて、その熱さと丁寧さにちょっと感動しました。インタビューは順調。これから記事を書きます。

歌人の斉藤斎藤くんたちの手による「風通し」という短歌誌が創刊されました。表現の可能性を追求するにあたり大いに刺激になると思われます。詳細を以下に転載しますので興味のある方は是非。

「風通し」創刊

説明しよう

●「風通し」とは、一号ごとのメンバーで一号ごとに企画を立ち上げる、
一期一会の「そのつど誌」である。

●第1号の企画は、連作歌会である。

●メンバーは30首の連作を提出し、
インターネットの掲示板でおよそ一ヶ月にわたる
血みどろの相互批評を繰り広げた。

第1号メンバーは

 我妻俊樹
 石川美南
 宇都宮敦
 斉藤斎藤
 笹井宏之
 棚木恒寿
 永井 祐
 西之原一貴
 野口あや子

の9人。

【連作歌会超ダイジェスト】
永井さんの歌はロックだなあ、と思いながら僕は読んでいます/この連作はどの口から語ろうとした短歌なのか、判断しかねました/山口より帰還。復帰します/作者と作中の人物がイコールでない書き方をする場合、作者は、それが「自分ではない」ということに、ものすごく責任を持たなくてはならないのではないか/いや、端的に言って斉藤さんの読み方は「作者萌え」なんじゃないの?/出たっ、野口あや子の「無知の知」攻撃(笑)/でも、そういった評価軸は、ア・プリオリな「私」を疑うだとか、〈生〉の一回性だとか、言い尽くされた価値観の域からどれほども出ていないのではないか/からんでもらえてうれしいっす!/完全な偏見ですが、わたしよりちょっと上の男性に共有されているノリがあるような感じがしました。偏見です/最後から2首目には、泣きそうになりました/うまく作ることを禁じ手にするなんて、あまりにも過酷なことではないでしょうか


B5版100ページ。
定価1000円(送料込、振替手数料は別)です。

お申し込みは

kaze104@gmail.com

まで。

メールの件名は「風通し購入」とし、

1)お名前
2)ご住所

をお知らせください。
折り返し、お支払方法などお知らせいたします。

よろしくお願いいたします。

枕辺の水透くころはそれぞれの薄暮に耳を閉じる馬たち/ひぐらしひなつ

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11/13/2008

きれぎれに歌が

無事入稿を終えて一瞬だけ時間に追われる状態から脱出できました。ゆっくりお茶を入れてほっと一息。代表シリア戦もテレビ観戦、したけど、サッカー観る体力もあまり残ってない感じです。

気がつけばもうこんな季節で、来年の手帳を買いました。機能的であることは最低条件で、持ち歩くのが楽しいことが選ぶポイント。雰囲気があるとか好みのツボだとか、装幀も非常に大事です。手帳を新調すると年の瀬が近い実感が。忙しい日々へのささやかな喝でした。

きれぎれに歌が聞こえて嗜眠症めく夕暮れの釦をはずす/ひぐらしひなつ

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11/12/2008

遁走曲

結局11時頃ようやく焼酎特集を脱稿。出し尽くした感じで送りましたが、編集の萌ちゃんが大喜びしてくれたので報われました。入れ違いに「短歌の花道」に送られてきた詠草をいただいて、こちらは明日まで。明後日は「Winning Goal」TriFile、西川周作くんのインタビューです。

言葉には意味と調べと字面という三つの要素があって、文芸とは調べと字面の要素に重きを置いたものだと思っています。とくに詩歌にとっては調べと字面が大事で、極端な話、調べと字面だけでエモーショナルなものを紡ぎ出すくらいの意識を持つべきではないか。意味はあまりに密接に読み取られてしまうがために、むしろ逆に破壊する方向を向くほどでないと陳腐の穴に落ちてしまう。好きな歌、気になる歌は何度も朗読したり書き写したりして確かめてしまいます。無心に書いていると一首の一行のルックスだけでその美しさに惚れてしまうことがあったり。作ろうとするととても難しいけれど、母国語が日本語でよかったと、しばしばつくづく思うのでした。

遁走曲途切れて白き枕辺の冬陽ばかりがそそぎ止まずに/ひぐらしひなつ

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11/11/2008

連れ去るならば

一日「セーノ!」の焼酎特集の原稿にかかりきり。終わらせるつもりで取り組んだけど書き上がるとこまでは行けませんでした…。消耗して夕食の準備と買物、メールの返信など。

最近、先輩のライターがたとお話しする機会を得て、福岡東京時代あわせるとブランク含めて二十年近く物書きやってるわたしの先輩だから彼女たちは大御所と呼んでもいいクラスの方々なのだけれど、その旺盛な感じに圧倒されつつ元気をいただきました。いい仕事をする人はやっぱり世界に対して肯定的。いや、否定する部分はきちんと否定して、そのうえで清濁あわせ受け止めているような、そのありように励まされた感じです。ビジネスとワークのライン上を揺れ動く物書きという仕事に対して、自分の立ち位置を確認できました。

明日は「短歌の花道」の原稿にかからなくては。いろいろなことが遅れていてすみません、頑張ります。

丸椅子の脚に冬陽が絡まって、連れ去るならばもろともに逝く/ひぐらしひなつ

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11/10/2008

柘榴

今日もダメな人気味。電話で原稿構成のうちあわせをした以外はデータ整理などルーティンなことだけをこなしました。あちこちでいろいろな企画が立ち上げられているのをみんな元気だなあと感心しながら遠くから眺めていたり。でも燃え尽きている暇はないので、明日締切の原稿を上げたら思い切って動いてみます。

夕刻、あまりの寒さにコタツを出しました。季節は過ぎるし夢は終わる。こんな日は淡々と過ごすのみです。

手紙一通火に焼べるとき裏庭の夕空たかく裂ける柘榴は/ひぐらしひなつ

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11/09/2008

色づいた指

電池切れ気味なのを自覚しつつ今日も仕事。Jリーグ第31節千葉戦、正午前には家を出たのですがスタジアムの駐車場はかなり埋まっていました。しかし結果はスコアレスドロー。優勝争いの大分と残留を賭ける千葉のどちらも運動量の多い緊迫した試合でしたが、痛み分けという感じです。大分の守備は本当によかったし攻撃も積極的だったのですが、詰めの部分でツキもなかった。でも深井と谷沢をよく抑えたと思います。これでマジックが消え優勝は浦和の戦績次第ということになってしまいましたが、奇しくも鹿島が完封されたので首位との勝ち点差は2のまま。直接対決を制すれば希望はまだあります。

体調のせいなのか季節のせいなのか、ふとすべてを手放してしまいたくなる衝動に駆られます。よく晴れた日の橋の欄干から飛び降りてみたくなったりとか。むしろ日々に不満やかなしみはなくて、そこに自分が追いついていないだけなのか。きれいなものに触れると危うい。ふわふわせずに身の回りのことをきちんとやってゆきましょう。

途切れないものをたぐって色づいた指のさきから崩れてしまう/ひぐらしひなつ

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11/08/2008

愛の浅さ

すこし風邪気味で熱があり、さらに続くハードスケジュールに備えるために今日は大事を取りました。臼杵会場にも「しでかすおともだち」公演にも木村元彦講演にも行けず、ひたすら自宅で原稿書き。からだのあたたまる食事をとって一日安静にしていました。

Jリーグ中継も見ず夕方になってから結果を知ってびっくり。川崎名古屋G大阪と上位陣が揃って負け。勝った浦和が2位に浮上しました。明日千葉に勝てば優勝争いが有利になります。苦手な相手なので楽に勝てるとは思えないけど、本気で行かなくては。

深夜、珍客あり。キッチンで物音がするのでどきどきしつつ覗いたら小さな顔と目があいました。これは…フェレット? 野生のイタチがいそうな山はすこし離れていてこんな海際までくるとは考えにくいのですが、近所のペットが逃げ出したのだろうかと思いつつ見物。それにしてもどこから侵入してどこから出ていったのだろう…我が家の構造自体が謎です。

いかんせんきみが砂糖を掬うとき愛の浅さが見えてしまって/ひぐらしひなつ

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11/07/2008

閉ざされて雨に立つ

運転免許更新を終え、帆足本家富春館で開催中の阿南維也くんの作陶展と海妻直人さんの絵画展を鑑賞。別府の病院で診察を受け買物を済ませてから一旦帰宅、家の用事を片付けて「セーノ!」特集用・家飲み座談会に参加してきました。寝てなかったし疲れていたし空きっ腹でアルコールはきつかったですが、仕事はなんとかなったかな…。

疲労がピークに達した感じなのでそろそろリセットしたい。神経が休めと言っているような気がします。

閉ざされて雨に立つのみ街路樹の一本となりきみを待つ日は/ひぐらしひなつ

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11/06/2008

遠くを見てた

早朝に出発して「セーノ!」編集の萌ちゃん、カメラマン浅田さんと日田取材へ。「地焼酎とアテを探す旅」という内容の特集で、ふたつの酒造会社と川魚販売店、おせんべい屋さん、うなぎ屋さん、小鹿田焼販売店などを一日かけて訪ねてまわりました。いつものことながら行く先々で突発的なことが起きたり面白い人に出逢えたりして笑いの絶えない道行きでしたが、一日中試飲と試食を繰り返してまず胃腸が疲労。夕方にはかなり気力が萎えていたのですが「プノンペンラーメンを食べないと帰れない!」という萌ちゃんのたっての希望につきあって中華料理店で締めました。鶏ガラスープで野菜がたっぷりトッピングされたプノンペンラーメン、おいしかったです。でも帰りの駐車場で見たらスレンダーな萌ちゃんのウエストがなくなっていた…。さすがにグロッキー状態で帰宅してそのままダウンしました。明日はこの特集で夜、家飲み座談会の収録です。

気がつけば水郷日田の川沿いも冬枯れ。時折降る雨が冷たく感じられました。毎日拘束されてゆっくり制作に取り組む時間が確保しづらいので、せめてそういう風景のなかでは自分本来の情緒を取り戻していたい。静謐な絶対領域であったり途切れない通奏低音であったりするものを、からだの奥に感じながら過ごしています。

頸に触れた記憶冴やかに冬の陽がそそぐ橋から遠くを見てた/ひぐらしひなつ

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11/05/2008

満ち足りて眠る額に

昨日から引き続き、今日は中村葉子さんの個展の搬入。ああだこうだと何度もやりなおしながら美しく決まるまで試行錯誤を繰り返された展示は最終的に見事に決まりました。その後のランチも楽しかった。労働のあと談笑しながら摂る食事は最高です。会期は明後日からですので是非とも竹町ギャラリアへお越し下さい。

帰宅して急ぎサッカー天皇杯取材のため九石ドームへ。今日の内容は実に腑甲斐なかったですね。ナビスコ杯決勝とリーグ千葉戦に挟まれたスケジュールでリーグ戦のために主力を温存した布陣だったとはいえ、トリニータらしさのまったく感じられない試合でした。初めて九石ドームのピッチに立った選手も多かったけれど、この結果に腐らず悔しさをバネに次なる成長を期待したい。現在のトリニータではまだまだACLに出るのは無理だと思い知った次第です。

明日は一日、日田で取材です。

満ち足りて眠る額に降りそそぐ雨の影 消えない傷を得て/ひぐらしひなつ

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11/04/2008

陽のあたる路地

朝から中村葉子さんと作業。大分会場と臼杵会場との作品の入れ替えで、今日はわたしの作品を大分から、中村さんの作品を臼杵から撤収し、わたしの作品を臼杵会場に展示するまで。それぞれのギャラリーのオーナーにも手伝っていただいて、思ったよりスムーズに進みました。展示してみると臼杵会場、非常にいいです。広さも雰囲気も予想を超えてちょうどよかった。大分会場にいらして下さった方にも是非もう一度見ていただきたいくらいです。

作業終了後、カフェ「エカメナ」でランチ。特大サンドイッチを分けあい特大コーヒーでしばしくつろぎました。笑い疲れるほど笑って楽しかった。明日は中村さんの作品を大分会場に展示します。

夜は短歌。ひさしぶりに腰を落ち着けて迷った感じです。

鍵を持つあなたの指が陽のあたる路地にひらいて午後がはじまる/ひぐらしひなつ

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11/03/2008

横顔

個展、大分会場の最終日でした。陶芸家の阿南維也くんに会えて、短歌と絵画の表現の違いについてなど話しました。会場に詰めていなかったので折角いらして下さった方々に会えないことも多く申し訳ない限りです。明日撤収して臼杵に移動、中村葉子さんの個展と会場入れ替わりになります。

今日は午前中から人と逢い、ランチをともに。短い時間でしたがリラックスできました。夕刻からは九石ドームにてトリニータの優勝報告会。FCの予想を上回るサポーターが押し寄せ、ゴール裏だけでは足りずバクスタとメインスタンドも一部開放していました。取材したり記事を書いたりするなかで見えてくるチームの姿があり、ゴール裏から応援しながら見守った姿がある。サポーターのひとりとしての視点も大切にしつつ記事を書いてゆきたいとあらためて感じました。

あまりの忙しさに息切れしそうで早く静かな日常に戻りたい思いもあるのですが、とにかく明日明後日の臼杵会場設営を終えるまでは、と思って頑張ります。

すこしずつ仕上がってゆく横顔にひるのひかりが打ち寄せる部屋/ひぐらしひなつ

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11/02/2008

そこに悪意は

睡眠不足と疲労がたたって昼まで意識なく爆睡していました。ごそごそ起きて資料のために今日の新聞を買いあさり、個展会場に顔を出して大分会場の撤収と臼杵会場の設営のうちあわせを。会う人ごとに「優勝おめでとう!」と祝福され、なんというか面映い。明日は戦績報告会もあるし、これからが大変なんですけどね。

夜は送っていただいた歌集を読んで、たまっていた仕事のメールの返信など。疲れている暇はないのです。

そこに悪意は皆無だったかよく冷えたロールケーキに沈むナイフの/ひぐらしひなつ

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11/01/2008

参道を歩くころ

北九州空港を朝一番の飛行機で出発して8時過ぎに羽田着。京急と地下鉄を乗り継いで国立競技場へ向かいました。入場口にはすでに青い長蛇の列。静かに盛り上がるテンションは息苦しくて、秋晴れの空が眩しかったです。

トリサポファミリーであるミスキックさん御一家の御好意により、メインスタンド寄りゴール裏4列目の席に陣取ることができました。ミスキックさん最高の席をありがとう。試合の臨場感満点でゲーフラも掲げやすい位置でした。競技場の底から見上げるスタンドは青く染まっていてとても美しかった。青とオレンジのコントラストが燃え立つ対決でした。

試合は決勝戦にふさわしい好ゲームだったのではないでしょうか。両チームとも序盤から息をつかせず攻守の切り替わりがめまぐるしい展開。最後まで緊張感の途切れない、胃の痛くなる試合でした。山本海人の好セーブに何度もシュートを阻まれて悔しい思いをしたけれど、前半を零封できた時点で「もしかしたら」と思いはじめ、高松のヘッドで先制したときに「行けそうだ」と希望が生まれて、ウェズレイが駄目押しのシュートを放つために走り込んでくる最中に「勝ったー!」と確信。創設15年、貧乏な地方クラブがはじめて九州にタイトルをもたらしました。素晴らしい。今季ずっと怪我に泣いていたキャプテンが得点してMVPに選ばれたこと、Jリーグで数々の偉業を成してきたウェズレイがようやくタイトルを獲得できたこと、ニューヒーロー賞のムウが2アシストの活躍をしたこと、すべて完璧だった。そして勝ち進んできたあらゆる軌跡が、この頂点に至る道のりには欠かせなかったのだと思います。

燃え尽きつつ満ち足りたからだを引きずって国立競技場をあとにし、代々木の焼鳥屋で軽く祝杯をあげてふたたびぶらぶらと戻った千駄ヶ谷駅で、行きずりのサラリーマンさんに「おめでとう!」と声をかけていただきました。うれしかった。朝に家を出るときには帰りはユニ姿で帰るのがつらいかもしれないと思っていたのでしたが。大分トリニータはついに日本一になりました。つらかったときも応援してきたけれど、これからも変わらず応援しつづけていきます。

表彰式のあとで「Winning Goal」の姫野編集長に電話したら一言目が「忙しくなりますよ〜ん♪」だった(笑)。また原稿書く日々がはじまります。個展も後半がはじまるし、歌集の準備と並行して充実した秋冬になることでしょう。

参道を歩くころには闘いを終えた芝生を冷やす夕風/ひぐらしひなつ

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10/31/2008

靴屋の鏡

シェ・ママンの原稿を書き上げ、題詠blogを完走し、ゲーフラのエッジにミシンをかけ、請求書を投函し、頼まれもののイラストを仕上げ、個展会場に留守をお願いして、さて、明日はナビスコカップ決勝戦@国立競技場へ行ってきます。優勝したら多分とても忙しくなるのだけれど、ここまで来たらもう優勝してもらうしかないと思っています。スケジュールが詰まっているので日帰りです。都内方面の方々には不義理しますがお許しを。

珍しく公共交通機関を使うので移動中は仕事になりそうです。

その日々に戻れぬことは知っている靴屋の鏡に足をうつして/ひぐらしひなつ

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10/30/2008

途切れるところ

午後、短歌講座へ。参加者10人で詠草30首、見学者2人と数ヶ月ぶりにのんびりしたペースでした。ひさびさに顔を見せてくれたメンバーもいて、元気そうでよかった。季節の空気が反映しているのか、しっとりとした質量のある歌が多かったです。

一旦帰宅してすぐに「セーノ!」の取材へ。今月の「昼下がりの誘惑」は、チーズケーキで有名な「シェ・ママン」さんのガレット・デ・ロワ。女性オーナーが腕をふるうお店で数年前いまの場所に移転する前に一度取材したことがあるのですが、大きく立派なカフェスペースのあるお店になっていて、なんだか感慨深かったです。フランス好きにはたまらない空間。こちらのチーズケーキは本当に濃厚で美味です。是非お試しあれ。

深夜遅く、題詠blogに「088:錯」「089:減」「090:メダル」「091:渇」「092:生い立ち」「093:周」をトラックバック。なんとか完走できそうです。

音楽の途切れるところふざけあうばかりでふたり冷えてゆく夜/ひぐらしひなつ

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10/29/2008

歪なわたし

もう今日しか行く時間がないという感じで、ナビスコ杯決勝応援用のゲーフラを持ってトリニータの練習場へ行きました。練習終了の少し前に到着。決勝戦直前ということで同様にゲーフラやユニにサインをもらいに来ている人が多く、サポーターも気合十分な雰囲気です。選手たちもいいテンションらしく、みんな元気でした。プレッシャーを感じているようには見えなくて、むしろ楽しんでいるような。デカモリシはわたしの描いた似顔絵を携帯の待受に使ってくれていました。清水くんからもリクエストがあり、ステッカーを作ってくる約束を。場に大分らしい一体感が生まれていて、ついにはブラジルから遊びに見えていたシャムスカ監督の父上や通訳の矢野さん、広報の藤岡さんまで捕まえてサインを書かせる始末。おかげさまで魂のこもったゲーフラが完成しました。土曜日は国立競技場でこれを掲げます。

帰宅して夕食の準備をしながら題詠blogの詠草を。残り13首ですが最後まで雑にならないように。明日は短歌講座と「セーノ!」の取材で出かけるので出来るだけ早めに進めておかなくては。いろんな状況が重なっていつのまにか通常の三倍以上のスケジュールをこなしているかも…。怒濤の仕事依頼が来る前に歌集も進めておきたいし、今年の秋のことは忘れられなくなりそうです。

点眼薬数滴ばかりあふれさせあかるい朝の歪なわたし/ひぐらしひなつ

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10/28/2008

手すさびに疲れた午後

午前中いっぱいはがっつり寝て昼から外出の準備をしていたのですが、まさにこれから出かけるという段になって急遽予定がキャンセルに。気を取り直して今週末行われるナビスコ杯ファイナルに持ってゆくゲーフラを作成することにしました。綿布にアクリル絵具で描く作業。延々と夕刻まで飽きずに没頭しました。

今月はスケジュールが濃密すぎて一ヶ月前のことがものすごく遠く感じられる…。時間が解決することもあるのでしょうか。

手すさびに疲れた午後は沸騰を待ちつつ秋の雲を眺める/ひぐらしひなつ

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10/27/2008

駄目になる予感

個展前半も半ばを過ぎて、案内状をお送りした方々が次々に来て下さいました。緊張状態の持続がすでに限界に近いのか、昨日はキャッシュディスペンサーにカードを置き去りにしてきてしまったらしく銀行から連絡が…。疲れすぎていてテンションが高いせいで不安定になりがちなのだけれど、歌集を出したり個展を開いたりするときにはどうしてもこういう状態に陥ってしまう。これをたくましく乗り越えてゆかなくては得たいものは得られないのでしょう。

2時に大分合同新聞の取材を受けたあとクールダウンのため街を歩いていたらトリニータの某選手に遭遇。プライベートなので会釈しただけでしたが縁起物を見た感じでちょっと元気になりました。一旦帰宅しましたが夕刻、画家の海妻直人さんが見えたとの連絡を受けてふたたび会場へ。海妻さんはいつも若手の作品に真摯な評を下さるので一言一句聞き漏らさないようにしているのです。夢は見るけど叶わないことが多い、それでも忍んで続けてゆくことだ、というようなことを最後に仰って、その「叶わないことが多い」という部分がいかにも海妻さんだなあと思いながら聞いていました。ちょうどセブンポイントのタツカワサエコさんと作家の藤崎友子さん、臼杵長屋の上杉さんと陶芸家の宇佐美くんも来てくれて、情報交換など。書家の葛城沙也さんにも会えました。でもやっぱり会場を留守にしているあいだに来て下さった方も多くて、会えなかったのが残念だし申し訳ない。メールで丁寧な批評を下さる方もいて、重くありがたく受け止めています。時間的体力的な余裕のなさをあたたかく見守ってくれる家族や友人たちにも、感謝。

なんだかよれよれですが、これから題詠blogを完走すべく歌つくります。もうすべて出し切る…。

駄目になる予感を抱いて罅割れた朝の舗道に初雪を待つ/ひぐらしひなつ

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10/26/2008

やや行けば

買物に出かけた折に、ショッピングモールに展示されているナビスコカップを見学。かなりの人だかりが携帯電話をかざしていて、地元の人たちの関心が高まっているのを感じました。これを来週、決勝戦のあとにふたたび持って帰れたらいいんですが。横で募っていた寄せ書きにデカモリシの似顔絵とメッセージも書いてきました。Jリーグは川崎に追い抜かれて4位に落ちたものの鹿島が負けたので首位との勝ち点差はそのまま。自力優勝の可能性が残ってしまって、まだまだやきもきする状況が続きます。

今日は一日中肌寒くて、誘われるように今季用のコートとカーディガンを購入。帰宅して詠草の整理をしていたらからだが冷えるのを感じましたが、気象庁の発表によると気温は例年並みなのだとか。でも、個展中のテンションだからか胸の奥の空洞に熾火が燃えているような熱っぽさがあって、精神的には血流のいい感じです。

明日は2時に取材が入っているのでその前には個展会場にいます。みなさまにお越しいただけますように。

やや行けば河口が見えて奔放な時の終わりを知る夕まぐれ/ひぐらしひなつ

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10/25/2008

秋の日の桜並木

お客さまが来るというので急いで家の用事を片付けて個展会場へ向かう途中、給油したスタンドで車をこすってスポイラーを割ってしまい、めちゃめちゃブルーです。疲れていて判断力が著しく衰えている自覚はあったのですが…反省。今日もたくさんの方に絵を見ていただけてありがたかったです。

帰宅して夕食を作って食べ終わってから爆睡。Jリーグ第30節のトリニータはホムスタで神戸に1-0で負けてしまうし、気落ちしたのもあったのかな。来週はナビスコ杯ファイナルだしこれからの一週間もやるべきこと満載なので気を抜かずに気持ちを落ち着けて臨まなくては。明日は会場が休みなので短歌やら家のことやらに集中します。

薄い苔踏みつつ行けば秋の日の桜並木も尽きて空だけ/ひぐらしひなつ

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10/24/2008

なくならないものを数えて

午前中に家の用事を済ませて、午後、セブンポイントで開催中の国本泰英作品展へ。作品は以前からあちこちで目にしていたのですが、今回の作風はすこし生々しい感じに変化していて面白かったです。あいにく国本くんは不在でしたが、ギャラリーオーナーのタツカワサエコさんとひさしぶりにゆっくり話すことができました。単純に面白がりながらのおしゃべりからありえないほど面白い企画が生まれそうになったりもして、またセブンポイントと風の卵の二会場同時開催を企んでみたり。そうこうするうちに作家さんやキュレーションに携わる人と出逢ったりもしてつい長居になり、気づいたら夕刻までいてしまったのでした。

それから自分の個展会場へ。運よく数人のお客さまと会うことができました。いつも仕事で組んでいるカメラマンの久保くんが来てくれて、懇切丁寧な批評を。表現に関する考えかたについては一目も二目も置いている人なのでありがたかったです。

週末、またたくさんの方にお越しいただけますように。

なくならないものを数えて寄せあって西陽に膝をあたためながら/ひぐらしひなつ

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10/23/2008

国道に降る雨

今日は朝から自宅で作業もろもろ。保険関係の書類を書かされたり免許証のコピーを取らされたり。手紙を2通と葉書を3通書いて、ひさしぶりの雨のなか、クリーニング屋やらお菓子屋やら銀行やらをハシゴ。無性にカレーが食べたくなりスーパーを2軒まわって食材を買い込んできました。煮込みながら、グループ展に向けて追い込み状態の藤崎さんと寺山さんに陣中見舞の電話。明日はセブンポイントに国本泰英さんの作品展を観に行く予定です。

なんだか疲れていて精神的にもいっぱいいっぱいで、人に対して雑な対応をしてしまったような気がしては落ち込んでいたりします。悪意があるわけではないのだけれど、相手の求めていることを察知するほどの余裕がなかったのか、本当はこちらがなにかを求めたかったのか。こんなときほど精神の足腰をしっかりと保たなくてはー。

題詠blogに「082:研」「083:名古屋」「084:球」「085:うがい」「086:恵」「087:天使」をトラックバック。大詰めです。

泣きそうな顔だったのに国道に降る雨音が声をかき消す/ひぐらしひなつ

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10/22/2008

冬にはまだすこし遠く

個展、開場前に慌ただしくキャプションをつけポスターやパネルを置いたりして、どうにか無事に初日を迎えることができました。ありがたいことに早々にいらして下さる方々が…。ちょうど外出していてお目にかかれなかった方もいて、とても残