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10/08/2008

風化する胸

日常的に利用している道で、しかも幹線道路で、よく知っている場所に行こうとしているのに何故だか素っ頓狂に間違った道を選んでしまうことがときどきあって、今日はずっとそういう状態でした。自分でも何故間違ったのかまったくわからないし走りながらすぐに修正するのですが、不思議なほどに体内地図が機能しないのです。アートプラザに個展の案内状を置いてもらい、芸術会館で加藤さんに個展します報告をして、某大型電器店でプリンタのインクを求め、個展会場のギャラリーで搬入のうちあわせ。画家の長尾愛さんをひさびさに訪ね晃星堂でお茶、キムラヤでカンヴァスを買って帰宅しました。夜はACLのガンバ大阪対浦和レッズをテレビ観戦。さすが強豪同士、見応えのある好試合でした。

深夜の休憩になんとなくテレビをつけたらヴィム・ヴェンダースの『ベルリン・天使の詩』を放映中。ビデオを持っているのにまた最後まで観てしまいました。この美しい映画をたしか最初は大学時代に映画館で観たのだったか。ただわたしにはいまだに、人間の肉体を手に入れて生き生きとした表情を見せるブルーノ・ガンツよりも、ホメロスに寄り添いながら天使としての使命をストイックに全うするオットー・ザンダーの方が心情的に添いやすいのです。だから続編の『時の翼にのって』は後半からが台無しだった、あれはあれで別の面白さならあったけれど。

明日は通院ついでに別府方面への案内状配達。土曜日の取材の準備もしなくてはならないし、考え込んでいる余裕はない感じです。

眠れずに水飲み干せばほろほろと今日のぶんだけ風化する胸/ひぐらしひなつ

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