01/31/2008
一月が終わってしまいました。今日だけでもやり残したことが多すぎです。友人のところにも顔を出せなかったし、書棚の整理も終わっていない。しかしとにかく目の前の山を越えようという感じです。
夜、スーパーに買物に出かけたら、中国で製造された冷凍食品に薬物が混入していたことの影響か、木曜市のセール品のコーナーで餃子だけが大量に売れ残っていました。でも隣に置いてあるおなじシリーズの焼売は結構売れていて、ちょっと微妙な気分に。確かに餃子のイメージは強いんですが。
ちなみに我が家の本日の夕食は、相方の実家からもらった太刀魚の塩焼き。端正な白身に、昨日取材に行った『黒嶽荘』でいただいた柚子胡椒を添えました。「Casa BRUTUS」誌の柚子胡椒ランキングで見事一位に輝いたもので、確かに美味。柚子胡椒フリークのわたしにとっては本当にうれしいいただきものでした。先日は菊の助さんのところでも赤い柚子胡椒をゲットできたし、最近、柚子胡椒づいています。
明日は「セーノ!」3月号の発売日。特集はふぐですね。わたしは先日行った、くにさき六郷温泉の紀行文を寄せています。是非御覧下さい。
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01/30/2008
朝から取材二件。午前は千歳村、午後は庄内町男池の近くで、ほぼ一日がかりです。千歳村のパン屋さん「小麦の里 鈴」は先月、木村昭平さんが個展をひらいたところでもあり、担当の方と話が盛り上がりました。移動中はカメラマンの久保くんと九十年代のJ-POPを聴きながら、ピュアだったことについてやバブル世代について、最近流行る曲の歌詞の異様なまでのシンプルさについておしゃべり。ほぼしゃべりっぱなしという一日でした。
夜はテレビでボスニア戦観戦。男子ハンドボールも気になるけど、やっぱりサッカーです。今日はサイドまで大きく展開したスピード感のあるサッカーでよかったですね。ゴールはならなかったけど篤人が攻撃のバリエーションを見せてくれたし、憲剛は特に前半、巧さが際立ってました。ヤットを中心にチーム全体のまとまった意志がはっきり見えるようでした。今日みたいに速いパスで翻弄できるといいですね。ただボスニアはチームのコンディションがよくなくて後半は電池切れ状態。それも翻弄できた結果でしょうが、そうなる前に、前半のうちからFWが得点出来るともっといいんですが。W杯予選はもう来週。高原と巻の怪我が大したことありませんように。
明日は一転、家にこもります。あ、肩凝り対策用ドリンク買ってくるの忘れたな…。
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01/29/2008
隔月刊のサブカル誌「CONKA」に連載中のコラム「ひぐらし硯」、今月も無事脱稿。今回は湯布院インターチェンジそばに立つ万葉歌碑の一首です。タイトルは「万葉の大迷惑」、内容は見てのお楽しみ。
大分県内の文学碑に刻まれた作品を毎号一作品ずつ取りあげてゆくこのコラム、毎回楽しんで書いています。よく知っているはずの作品についてもさらに深く知るために、必ず資料を集めて作品の背景や作者の生立ちまで調べ、自分なりに解釈して書くようにしているのですが、これが実に面白い。作者が作品をつくったときの息遣いを想像するのは楽しい仕事です。とくに万葉集くらいまで時代を遡ると、このたった三十一音を頼りに一三〇〇年以上も前の人の状況や感覚、感情などに触れることができるのだから、刺激的ですよね。その刺激を読者の方々にも楽しんでいただけたら、と思います。
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参考までにバックナンバーのタイトルと歌をメモ的に。
第1回/汚れない女(vol.59 2007.02.15発売)
和田津海の沖に火もゆる火の国に我あり誰ぞや思はれ人は/柳原白蓮
第2回/トホホな男(vol.60 2007.04.15発売)
うしろ姿のしぐれてゆくか/種田山頭火
第3回/千三百年前の旅人(vol.61 2007.06.15発売)
四極山うち越え見れば笠縫の島漕ぎ隠る棚なし小舟/高市連黒人
第4回/お嬢の涙を吸った砂(vol.62 2007.08.15発売)
ふるさとの香々地にかへり泣かむものか生れし砂に顔はあてつつ/江口章子
第5回/売れ線仕掛人(旅情編)(vol.63 2007.10.15発売)
山きりは深く立こめ水の音はいよいよ高しあめの湯の平/菊池幽芳
第6回/海をくぐる光(vol.64 2007.12.15発売)
海にさす年始の光戦ひに水漬きし者の魂に及ぶか/平松茂男
第7回/万葉の大迷惑(vol.65 2008.02.15発売)
思ひ出づる時はすべなみ豊国の木綿山雪の消ぬべく思ほゆ/作者不詳(『万葉集』巻10・2341)
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興味を持って下さった方は是非。
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01/28/2008
思考のほどける糸口を探して炬燵で「岩波現代短歌辞典」を拾い読みしつつ、これが出てからもう八年以上経つのかー、と気づいて何となくしみじみ。読みものとしても面白く、資料として多分最もお世話になっている本という位置付けで、いつも机の脇に置いて九年目です。出版されたときはちょっとした祭状態だったな、と思い出したりしていました。
午後、一本の電話。自分の状態をクールに俯瞰してくれるひとの存在は実にありがたく、思考の癖までバレていることに苦笑しながら、いつのまにか囚われていた余分なものをことごとく取り払われ、視界がすっきりとクリアにされてゆくのに身を委ねました。気がつけばいろんな欲が頭脳を肥大させているもので、思考のメタボはベクトルを歪ませるのですよね。視線を高くあげて向きあうべき相手は何なのかを見失わないようにしなくては、手元だけ見ていると方向感覚が狂います。ただそれは本当に拠りどころとなるのは自分自身でしかないということを否応なく突きつけられているわけで、これはこれで一種の拷問のような気もするけれども、怖いながらも最もわくわくしてしまうあたりですよね。
一日冷たい雨でしたが、小降りになったときの空気の弛みに春を思いました。でも実は、冬も、好きです。
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01/27/2008
運転免許センターに人を送っていったついでにトリニータの練習場を覗いてみました。高校サッカー部の試合や社会人チーム「HOYOアトレチコエラン」の練習試合もあって、とても賑やか。哲平選手にごあいさつできたほか、夢生選手や、トリニータを離れることになったフィジコのジャフェさんの姿も見えました。残念ながら時間があわず途中で帰ってしまいましたが、みんな元気そうでよかったです。
書店で文芸誌コーナーをチェックし、「短歌研究」2月号を購入して帰宅。相聞歌特集に寄稿された飯田有子さんの「雪かたつむり」の一連を、彼女の歌はいつも清冽な雪みたい、と思いつつ読みました。恋をする対象が唯一無二になる瞬間、それは確かに「変なかたち」であることを認識する瞬間に他ならないですよね。
夕刻、原稿を一本入稿。朝までにもう一本仕上げたい、けれども、どうかなー。
なんて変なかたちのあなたの耳だろうイヤホンが全然入りやしない/飯田有子
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01/26/2008
来週の取材のブッキングをしつつ、藤崎さんの個展のDMと名刺を作成。電話とメールで藤崎さんに確認を取りつつネット経由でデータ入稿。昔なら版下抱えて電車に乗ってるところだな、とそれも少し懐かしく思うけれど、なるほどコストは激減ですよね。ポストカード両面印刷のDM250枚と片面印刷のポストカード100枚、名刺250枚で5702円でした。仕上がりまでの日数は14日。ブラウザ上でのインターフェースがなかなかよかったです。ちなみに頼んだのはココ→VistaPrint

さて、今日は岡田ジャパン初陣のチリ戦でした。オシム監督から引き継いで日も浅いのでチームとしての完成度を求めるのは酷かもしれないけれど、うーん。時期が時期だけに厳しいですね。短いパスを繋いでゆく1ボランチの布陣は攻撃的でガツガツ勝ちに行ってる感じはするけれども、大きくサイドチェンジしながら駆けあがってゆくオシムの美しいサッカーが好きだったわたしとしては、それが完成に近づいていただけに本当に残念。スピーディーで日本のことをよく研究していた感じのチリに何度もチャンスを潰されてしまっていましたが、今日はあくまでも試す要素の強かった試合なので、次に岡ちゃんがどう出るかに期待しましょう。とりあえず急場凌ぎでもいい、W杯予選を通過すればよいのです。それから内田篤人の成長はうれしいけれど個人的にはまだまだ加地さんに頑張って欲しい。そして啓太の髪型はどうよ。
疲れもたまっていたし、26日は「ふろの日」ということで温泉へ。冷え症のからだをしっかり温めて帰ってきました。毎日行けたらいいんですけどね。
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01/25/2008
昨年の暮れあたりからずっと気になっていたのでした。別府と大分を結ぶ国道10号線、別大マラソンのコースにもなる通称「別大国道」の工事現場の、オレンジ色のあれが。通るたびに狙っていたのですが、今日ようやくその横で信号停止したので、すかさず写真を撮りました。工事現場を区切る鉄パイプの柵を支えるその物体は…
猿、なのでした。この猿が、海岸沿いのゆるやかな見通しのいいカーブの中央分離帯部分に、鉄パイプに突き刺さった状態でドミノ倒しさながらに延々と並んでいる。いやむしろ金太郎飴状態と言った方がいいのでしょうか、ともかくその様子は、間抜けを通り越して壮観です。ちょうど工事しているあたりにある、野生の日本猿の自然飼育で知られる「高崎山自然動物園」にちなんで作ったのだと思われます。この手の「無理矢理ファンシー系を似つかわしくない現場に持ち込んじゃった」もののなかでは格段にカワイイですよね。現場監督GJ。
今日は通院の日。通っているのは別府の山の手に立つサナトリウムのような病院で、真正面に由布岳を望みながら急坂を登ってゆきます。地上は晴れているのに山の中腹から上はひどく吹雪いているのがはっきりと見えて、視覚から凍りそう。診察の帰りには地上にまで粉雪が舞っていました。
帰りに藤崎さんのところに寄って個展のDM用の写真を撮影。午後からは家で原稿を書きましたが、海際の我が家はとにかく寒い。とうとう今日はストーブをつけっぱなしです。さっさと寝てしまえるといいのですが…。
なんとなく、即詠。
惜しみなく花を降らせて葬った殺意さえもう覚えぬものを/ひぐらしひなつ
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01/24/2008
ひねもす家にこもってデスクワークでした。「CONKA」のコラム「ひぐらし硯」の歌選びと資料集め。「セーノ!」の読者短歌コーナーの細かい詰め、およびスイーツコーナーの原稿。
ふとしたことで感じるディスコミュニケーションに絶望的な気分になることもあるし、たたずまいの汚さに目を覆いたくなることもあるけど、それでもshow must go onと言い聞かせながら頑張る、そんな日もあります…。
なんてことを思っていたら、帰宅した相方から暢気に「ロアッソのマークってフェラーリから文句出たりしないのかな?」と聞かれ、仕事の手も休めずに「大丈夫でしょう、D社がたこぶえ訴えないんだから」と気のない返事をしたところが、そのはずみで迂闊にも「たこぶえ」がビジュアル的にあざやかに記憶に甦ってしまい、しばらく笑いが止まらなくなり、ついさきほどまで悶絶しておりました。そんな日もあります。
明日はまた外出あり。寒いけど一日こもっているよりは気が晴れそうです。
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01/23/2008
ちょうど別府で取材があったので少し早めに家を出て「大石知里・寺山香・藤崎友子三人展」を観に「水簾洞」へ行きました。3月に「風の卵」でひらく藤崎さんの個展についての打ちあわせも兼ねて。ずっと行きたいと思いながら行けていなかったカフェなので相当に楽しみだったのですが、期待はいい意味で裏切られ、予想外にあかるく自然光の射し込むスペース。しかし壁の棚に並べられた古書・中古CDのマニアックさには思わずにやりとさせられるし、展示している作品その他の「微妙に変な感じ」は必ずやある種の人のツボに深く共鳴するに違いない、そんなお店でした。
主な展示は三人の作家によるポストカードかそれより少し大きいサイズの作品が無数に。手描きの素描もあればパソコンとプリンターで印刷した写真もあり、雑然と壁に貼られただけの一見ラフに見える感じがよかったです。
気管の弱いわたしのためにオーナーのさっちゃんが選んでくれた丹波の黒豆茶を飲みながら、藤崎さんと再来月の企画を練りました。この人の渾身のちからで脱力志向する作品が好きで、風の卵に最も似合う作家のひとりだと思っています。近日中に告知できそうなのでお待ち下さい。
慌ただしく水簾洞を出て次の仕事へ。「セーノ!」で新たにはじまるスイーツのページの取材です。第1回の4月号はロワールさんのクレープ。取材を終えて大分に戻り、久保くんのスタジオで撮影を済ませた頃にはすっかり夕暮れてました。いい感じになりそうです。誌面をお楽しみに。
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01/22/2008
ハードスケジュールが祟ったのか、ちょっと体調を崩してしまいました。と言っても嘔吐と微熱程度なので寝込むほどでもなく、こたつでゴロゴロしながら本を読んでいたのでしたが。
スカパーの時代劇チャンネルで放映していた人形劇『三国志』が最終回ですね。本放送はわたしが高校生のとき。川本喜八郎さんの人形が美しくて、とくに諸葛亮のクールな立ち居振る舞いに心を奪われていたのを、懐かしく思い出しながら観ていました。しかし森本レオの声は卑怯だね(笑)。
明日からはまた仕事に追われます。寒さも厳しくなったり緩んだり。みなさんも体調には気をつけて下さいね。
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01/21/2008
心療内科の短歌講座の日でした。いつものデイケアルームが寒いので、隣の和室で参加者全員が掘りごたつにぎゅうぎゅう詰めになっての歌会。心なしかしんしんと降る雪のように自身を見つめた詠草が多かったように思います。やっぱり顔をあわせて批評しあうのはいいですね。
その帰りに街で知人と合流。遠方からおしのびで来ていたらしく、突然の連絡に驚いて走って会いに行きました。途中でばったり顔をあわせた画家の愛ちゃんも連れて三人で喫茶店へ。もう一人の友人が合流するのを待って夕刻帰宅するまでたっぷりと話しました。ここ最近、自分にしては異常なまでに人に会っています。昨年病気やら仕事やらでかなり不義理をしたツケがまわってきたのかも…いや、刺激的でいいんですが、とにかく濃密です。
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01/20/2008
01/19/2008
午後、友人と待ち合わせて以前から気になっていたアンティークカフェに行きました。予想通りわが「風の卵」に通じるものがあって、つまりはツボな雰囲気の空間でした。友人とはひさしぶりに会ったので話も尽きず。女の子とのおしゃべりはやっぱり楽しいですね。仕事が順調で元気そうだったので安心しました。
夜は仕事でお世話になっている方のご自宅に招かれてすきやきパーティー。いつも仕事を組んでいるデザイナーくんと、その会社の社長さんでもあるわたしのドラムの大先輩、編集の女の子二人、そしてわたしにとっては夢のような特別ゲストがおひとり。すっかり緊張してしまってろくに目もあわせられず、それでもしっかり記念写真だけは撮っていただいたのでした。それにしてもいつも度胸の据わったわたしがこんなに緊張するなんてー。…と、そんなサプライズもありながら、気心の知れた仕事仲間たちとの楽しい会でがっつり元気になりました。本当にみんなありがとう。
最近は体調もよく、仕事でももうひと踏ん張りが効くようになりました。この調子を保っていきたいところです。
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01/18/2008
明日からはじまる木村昭平さんの個展の準備で臼杵へ。昨年から雑誌の仕事が忙しく「風の卵」で満足に企画展を開催しづらかったため、仲良しの臼杵長屋さんに会場となっていただくようお願いしたものです。臼杵長屋二階のカフェは、ちょっとユニークな展覧会やミニコンサートができそうな不思議なテイストの空間で、木村さんの絵も面白い感じにおさまりました。
木村さんの作品は菊の助さんが運んで下さいました。菊の助さんはお侍さんで、本業は農業。無農薬野菜を育てていらっしゃいます。(ブログでは名刀「菊一文字」で切り干し大根を作っていますが、本当にそういう人です。というのは半分くらい本当です。)菊の助さんは紙芝居の上演も得意で、明後日の午後、木村さんの個展のお祝いに、紙芝居公演も開催されることになりました。演目は飯野和好作『くろずみ小太郎旅日記』のシリーズ。

ええっと、たぶん四時くらいからだと思います。(※さきほどコメント欄に菊の助さん直々に開演時刻変更のお知らせがありました。午後三時からだそうです。※※さらに筆者が演目を勘違いしていたため、修正して加筆しました。)現在、木村さんも菊の助さんをモデルに紙芝居を作っているのだそうで、こちらもそのうちいずれ上演されることでしょう。
夕方、講演会のために上京する木村さんをバスセンターまで送りながら、スズキコージさんのこと、赤江瀑さんのこと、高橋睦郎さんのこと、幸寿さんのこと、『マノン・レスコー』のこと、作家の政治力のことなどを話しました。よく喋ったなあ。
「風の卵」での企画展は3月の予定です。そろそろその準備もはじめなくては…。
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01/17/2008
十三年が経った今でも、阪神淡路大震災の日の記憶は鮮明にとどまっています。大分もかなり揺れて、目を覚まし地震速報を見ようとテレビをつけたら街が燃えていました。それがどこなのか、いま自分はどこにいるのかがしばしわからなかったのを覚えています。
今日は思いがけず予定がぽっかりあいて、ようやく短歌総合誌の1月号に目を通すことができました。角川短歌の新春討論会「短歌はどこへ行くのか」(吉川宏志×大松達知×小川真理子×黒瀬珂瀾)について、「その日暮らし。」2008年1月17日付にメモ的なものをアップしました。
明日はひさびさに「風の卵」関係で動きます。こちらも頑張ります。
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01/16/2008
芥川賞は、川上未映子さんの『乳と卵』に決まりました。いつだったか「ユリイカ」で「象の目を焼いても焼いても」という作品を見かけて面白い人がいるなあと思っていたのだけど、穂村さんとトークショウとかもやってたんですね。受賞作はエントリーされてから「文学界」で冒頭だけ読みましたが、息遣いの濃い文体で、そのしなやかさがいいなと思いました。
全然関係ないですが好きな文体と言えばいつも愛読しているこのサイトです。内容的にも毎回存分に笑わせていただいてますが、メリハリを効かせた文章が巧みにネタの面白さを増幅させています。加地さんファンは勿論、サッカー好きな人なら楽しめると思いますので是非一度どうぞ。
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01/15/2008
早いもので、父の七回忌でした。家族だけで静かに、と思っていましたが、知人や親戚も訪ねて下さって、ありがたく。画家だった父のアトリエはいまも生前の状態にしてあって、壁には描きかけのキャンバスが並んでいるし、定位置につけばそのまま絵が描けそうです。
三回忌以来御無沙汰していた御住職とも話が弾みました。会うたびに親鸞のことや仏教用語のことなどで質問責めにしてしまうのですが、いつも真摯に、しかもうれしそうに教えてくれます。仕事で教えをひろめるというよりは専門のことを喋りだすと楽しくて思わず止まらなくなる、という感じなのが好きでこちらもついつい話し込み、この六十代の住職とわたしのお喋りは恒例となっているのでした。
そして今日は「セーノ!」誌上歌会第一回の詠草締切。思った以上にたくさんの歌があつまってうれしかったです。歌を送って下さった方、どうもありがとうございました。四月号発行をどうぞお楽しみに。
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01/14/2008
午前中にメモをまとめたあと、葉書を二通書いて投函しに行きました。また急に寒さがぶり返すそうで、我が家のちかくに吹く海風も激しくて冷たかったです。
午後は無性に遠藤周作の『沈黙』が読みたくなり、書棚の奥から発掘して没頭。中世にはキリシタン大名が統治した大分にもキリスト教迫害の記録が多数残っており、また、かつては我が家のすぐ近くに南蛮貿易の港があったことからも、このあたりのことはきちんと知っておきたいのでした。
明日はいよいよ「セーノ!」第1回誌上歌会の詠草締切です。たくさんの歌が集まるとうれしいです。
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月刊「セーノ!」4月号より誌上にて題詠歌会を開催・担当することになりました。つきましては第一回に限り、こちらで詠草を募集いたします。スペースの都合上すべての詠草を掲載することはできませんが、たくさんの御応募お待ちしております。
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■4月号の題/「花」
■応募締切/2008年1月15日
■応募方法/メールにてペンネームおよび御住所とお名前を添えてお送り下さい。
■備考/お一人さま何首でも投稿できます。5月号以降の応募方法は4月号誌面で発表します。
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楽しい歌会になりますように。
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01/13/2008
新成人の晴着姿があふれる街で書店巡り。文芸誌コーナーで「現代詩手帖」をチェックし、買いそびれていた穂村弘『短歌の友人』も無事ゲットできました。

外出したついでに少し足を伸ばして高瀬石仏へ。小さな集落の田の脇にある小振りな磨崖仏で、たぶん平安時代にこのあたりに住んでいた人が彫ったのだろう感じの、いかにも土着な素朴さでした。憤怒の形相で立つ深沙大将像の腹部には人面疽のように(!)可愛い少女の笑顔が彫られていて、それは「顔は恐いけど優しい心も持っている」という性質を表しているそうなのですが、そのストレートな表現方法に思わず微笑ましい気持ちになったりして。素朴な田舎の集落が、そこに流れてきた時間ごと冬陽にあたためられているようで、まぶしかったです。
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01/12/2008
午前、打ち合わせ二本。年のはじめはいつもいろんな仕事の場で動きが激しいです。早く落ち着いてほしいけど、あとあとのためにも慎重にすすめたほうがいいですよね。
郵便受を見たら、秋山祐徳太子さんと美濃瓢吾さんから葉書が届いてました。おふたりともに昨年十一月に亡くなった風倉匠さんのことに触れていて、その文面には何か、かなしみの果てのすがすがしさのようなものさえ感じられたのでした。大きくてやさしいお二方です。
さて、仕事です。今月いっぱいはテンションあげめで頑張ります。
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01/11/2008
雨でした。でも、花も葉もない桜の幹が桜色に色づいていて、花の季節が近いことを知らせてくれました。もう一度くらいは寒の戻りがあるのでしょうけどね。
今日はトリニータからガンバへレンタル移籍してゆく福元選手とのお別れ。仕事があったのでクラブハウスへは行けなかったけれど、成長して帰ってきてくれることを願っています。頑張れ、フク。
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01/10/2008
ここ一年ちかくずーっとガマンしてきていたことから、このたびめでたく解放されました! うれしくて小躍りして疲れてちょっとぐったりしています。
今日は一日デスクワーク。今日書いたコーナーの最後の担当原稿になるので、いつもに増して気合いを入れておきました。次からも頑張りますー。
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01/09/2008
記事を書かせていただいている月刊「セーノ!」が、発刊1周年を迎える4月号からリニューアルすることになり、新企画などの打ちあわせのため編集部に出かけてきました。いつもハイテンションな編集の萌ちゃんと雑談まじりに話していると、ときどきとんでもなく天才めいた発想が生まれます。本日の収穫はキーワード「官能」でした(秘)。
リニューアルにあたって担当するコーナーにも若干異動があるのですが、そのひとつとして、あらたにスタートする短歌の読者投稿コーナーを受け持つことになりました。毎月お題を出して読者のみなさんから歌を募集するという企画です。たくさん歌が届いて楽しい気持ちになれればいいなと思っています。正式にはまたあらためて告知しますが、早めに詳細を御希望の方はこちらまで御連絡下さいませ。
それにしても今日の陽射しのあたたかさったら官能的でした。期待の高まるお誘いもいただいたりして、春が近いな、という感じです。
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01/08/2008
長らく放置していたサイトをようやくリニューアルしました。第二歌集に向けて気分をあらたに、机まわりから環境を整えてゆく、といった感じです。このブログとともにトップ画像にはルカ・ジョルダーノの『大天使ミカエルと叛逆天使たち』とレオナルド・ダ・ヴィンチの『岩窟の聖母(ナショナル・ギャラリー版)』の各部分を使わせていただきました。ありがとう巨匠たち。
というわけで、サイト「Very Very WILD HEART」の方にも是非お越し下さいませ。
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01/07/2008
月刊「セーノ!」の取材で大分・国東半島は六郷満山へ出かけてきました。むかし密教の修験者たちが集ったこの地には神仏習合のしるしがたくさん遺されていて、貴重な文化財クラスの仏像などがごくあたりまえに半ば野晒しに置かれている(つまりは現在も実用)ので、本当に興味深いです。今日もいくつも神社仏閣をハシゴして、最初のうちは「よき読者と巡り会えますように」などとしっかり願掛けしていたのですが、数え切れないほど石段を昇り降りしたりしているうちに次第に無の境地に達し(笑)、これが祈るということなのかーと思いつつ手をあわせたりしていました。さすが修験道。
そんな六郷満山紀行の記事は2月号掲載です。よろしければ御覧下さい。
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01/06/2008
デスクワークが多いとどうしても運動や酸素が不足してしまうので、今日は車で20分ほどの距離にある自然公園を歩いてきました。テーマ別に植樹された林の中をなだらかなアップダウンの続く舗装路が走っていて、お天気がよかったせいかウォーキングや犬の散歩に来たひとたちとずいぶんすれ違いました。しかし歩きはじめてまもなく、向こうからやってくる知人に遭遇したのには笑いました。広告業界の方なので、やっぱり運動不足になりがちなんでしょうね。
脳に酸素が行き渡った気がしたところで、気を取り直して仕事します。
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01/05/2008
Jリーグファンにとっては心臓に悪い季節です。選手の異動があるオフシーズン。浦和や名古屋のように大手スポンサーがついてお金をたくさん持っているチームにとっては楽しみが多い時期でしょうが、大分のように経営難の地方チームにとってはつらい報せが続きます。所属選手のレベルは高いだけに、今季はそれが特に厳しい。長年トリニータを支えてくれた三木選手や将来チームを背負ってもらいたいと思っていた福元選手らが次々によそのチームに引き抜かれていきます。一方であらたに獲得する選手の情報は噂ばかりでなかなか発表にならず…。サポーターのあいだからも苛立ちの声が目立ちはじめた今日この頃です。
でも、スター選手のたくさんいるきらびやかなチームにも憧れるけれど、大分のような地域密着型のチームが、わたしは大好きです。選手とサポーターの距離が近くて、代表クラスの選手も気軽にファンサービスに応じてくれる。おかげさまで観客動員もJの中では上位の方だしね。
まだまだ胃の痛い時間が続きますが、きっと来季も心から全力で応援するでしょう。国体開催のせいでホームスタジアムが使えず厳しい時期もあるけれど、次こそは少しでも上位に食い込みたいものです。
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01/04/2008
年末に気管支炎で予定外に寝込んでしまったため大掃除を完遂できず、今日も家を片付けているていたらくです。書棚がミチミチな状態なので何とかしないとなー…と、確か昨年も思ったはず。ついに思い切って古い情報誌を処分することにしました。20代前半に買った「DIME」とか「03」とか懐かしいですねー。天安門事件特集号とか、捨てられずに取っておいたのでした。
情報自体はWEBでもかなりのものが集められるんだけど、あの日あの時この雑誌を買った自分自身の記憶までを捨ててしまいたくなかったんですよね。でもスペースには限りがあるから、再生紙に生まれ変わっておいで、と麻紐でしっかりと束ねたのでした。
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01/03/2008
義父のお墓参りに、山口へ行ってきました。お天気もよく渋滞もなくて、快適なドライブでした。帰りに周防灘PAの展望台から見た海がきれいすぎて心が粉砕されそうになりました。山口の海はほんとうにきれいです。相変わらず遠出するとほっとしますね。
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01/02/2008
実家へ年始の挨拶に行きました。やっぱり自分の生まれ育った家はゆるみます。まだ体調がよくなかったので、お年始だというのに親戚たちに挨拶するのも勘弁してもらってぼーっとしてました。社会人失格だなあ。伯父さん伯母さんゴメンね。次は元気で会えるようにします。
家族サービスで母と一緒に初売に出かけたけれど、これも人の多さに疲労。みんな元気よくていいなあ。袋に詰め放題とか苦手なのです、パワーがなくて。新宿丸井のバーゲンに並んでた頃の自分って何だったんだろう、別人みたいです。それにしてもゆるいお正月…。
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01/01/2008
春先にあらたにはじまる仕事との兼ね合いで、今年はブログを書くことにしました。ここ数年は日記らしきものは書かずにいた(というより書けなかった)のですが、いろいろとお問い合わせも多いので、より細やかな告知も兼ねて、はじめることにしたものです。毎日は無理かもしれないけれどなるべく頑張りますので覗きにいらして下さいませ。なお「その日暮らし。」はそのまま継続しますのでそちらもどうぞ御贔屓に。
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