06/23/2011

九月の閉鎖病棟

頑張って午前練習の取材へ。とにかく陽射しが激しく、立っているだけで汗が噴き出る暑さだった。昨日からあたらしい布陣を試しているらしく、あれ、このメンバーなのかと思うのは連戦を見越しての話か。

いろいろと買わなくてはならないものがあったのであちこちまわって帰宅。店のなかにいても汗が止まらないほど暑い。節電のためどこも冷房を絞っているので道行く人たちも薄着だ。今年の夏は服のセレクトに苦労しそう。そういう自分はいまだにロングブーツ3足の履きまわしで粘っている。どのタイミングでサンダルに変えようか。

夜は中途半端に眠り損なって、そのまま五輪予選クウェート戦第2戦を観る。40度近い暑さでクウェートの選手までもがへばるなか、よく頑張ったと思う。2失点の敗戦はいただけないけど、清武と東の元大分コンビの活躍がうれしい。東、ずっと目標にしてきたキヨと代表で一緒にプレーできて本当によかったね。

読みさしのままの小説枕辺に伏せて九月の閉鎖病棟/ひぐらしひなつ

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06/22/2011

作家の恋文

夏至だった。蒸し暑くてバテる。朝まで原稿を書いていたので、日中はさくっと寝て起きて、部屋を少しだけ片付けた。

散文的背景がわからないと理解できないというのは短歌の読みかたとしては実に不自由だ。間違っていると言い切ってしまってもいい。ただそれを「わからない」と言っている人にどう説明すればいいのかを、昨日からずっと考えている。歌歴の長い受講者はきちんと読むことができていたし、読もうとする意志をもってテキストに向かうことを、やっぱりきちんと鍛えてゆくしかないのだと思う。

資料室に春は届いてミステリー作家の恋文を盗み読む/ひぐらしひなつ

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06/21/2011

ひたむきに恋えば

午後から短歌講座。蒸し暑い陽射しのなか慌ただしく出掛けた。今日はいくぶん読みやすい歌を選んでテキストを作ったので、そのぶん丁寧に時間を割いて読むことができたと思う。「この歌は悲しい感じがする」という感受からスタートして「なぜそう感じるんだろう?」「どの部分がそう感じさせるんだろう?」という問いをしつこく繰り返しながら、レトリックの貌を見せてゆくやりかた。聞きかじった批評用語を誤用しているケースが多かったので、ひとつひとつの言葉まで解説した。後半は実作で、今日はひとり2首ずつを添削。たっぷり3時間ちかく喋りつづけだった。受講者から授業が楽しいと言ってもらえてほっとする。

その足で大分FCの事務所へ。コラムのための取材。たっぷり1時間ちかく話を聞いて、すこし打ち合わせをして帰宅。明朝の締切に向けて、ひたすら書く。取材してから書くまで思考を寝かせる時間がなかったので難しかったけれど、すべてを乗り越えて日々は続いてゆく。

謝恩会過ぎて花冷え ひたむきに恋えばようやく終わるのでしょう/ひぐらしひなつ

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06/20/2011

死のような別離

こつこつと次の連載コラムのデータの整理と、明日の取材に向けての準備。雨は断続的に激しい。夜は明日の短歌講座のテキストの準備。レトリックについて話すことを中心に選ぶとどうしても難解な歌が多くなってしまうので、シンプルに鑑賞できる歌をいくつか心がけて選んだ。

深夜、題詠blog2011へのトラックバック。001〜010まで終える。詠みためたものはだいぶあるけれど、まだ推敲できる気がしてアップロードできない。最後まで雑にならないよう踏みとどまるちからが大事だと思う。

死のような別離であれと洗車場凍てつく夜の深きくちづけ/ひぐらしひなつ

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06/19/2011

紫陽花のまだ咲かぬ日

午後、スタジアムへ。J2第17節熊本戦取材のため。折角の九州ダービーなのにひどい雨で熊本からのサポーターも少なく、入場者数はなんと6600人台だった。深刻な数字だ。試合の方は、立ち上がりに熊本の前線3枚に翻弄されている隙にサイドから決められてまたもビハインド。パスの出しどころを迷っているあいだに相手が陣形を整えてしまう繰り返しで、今日もぱっとしないまま終わるのかと思っていたら、後半開始と同時に非常にアグレッシブになった。リズムを作り7分のあいだに2得点で逆転。その後も主導権を握って試合を運んだのだが、最後の最後に勝ちたい気持ちがラインを下げさせてしまい、追いつかれてドローに終わった。あとで聞けばハーフタイムにマークの修正を行ったらしい。的確な修正だった。

熊本はもとより好きなチームだし高木監督大好きだしで個人的にも見どころの多い試合だったのだけど、なんとなく見切れずにいた。それでも終了後にエジがゴール裏に来てくれて、サポーターはポルトガル語のメッセージを贈り、わたしたちはミックスゾーンで再会して握手を交わしたことで、今日の大きな目的のひとつは完遂できたと思った。ファビオに会えなかったのは残念だったけど、それはまた次回、熊本で。

帰宅したらさすがに疲れた。今週の仕事の段取りをいくつか終えて、早々に片付ける。またしばらく予定満載の毎日が続く。

紫陽花のまだ咲かぬ日をあなたから離れ水辺のベンチに過ごす/ひぐらしひなつ

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06/18/2011

凪ぐままの日々に

雨のなか出掛け、人と会って話をする。いくつかの印象的な言葉。傷は癒えているということ。丁寧に人と接すること。活性化か癒しか、あるいはその両方か。コーヒーを飲みながら、ずっと雨を見ていた。いろいろ悩んで、人に連絡する。連絡してみてよかった。それだけで救われることもある。

明日は熊本戦。対戦相手としてエジが大分のスタジアムに帰ってくる。ファビオもいる。ひさしぶりに拙いポルトガル語で話ができるかな。それよりもチームにいいゲームを見せてもらわなくては、3万人プロジェクトが悲惨なことになってしまう。いいプレッシャーとして作用してくれれば。

夜半まで満ち足りた気分で過ごした。シンプルに動くこころ。雨の音を聴いている。

風の視える場所にきました凪ぐままの日々にやさしい傷を負うため/ひぐらしひなつ

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06/17/2011

あざみ

今日も雨。こつこつとデスクワーク。昨夜サッカージャーナルに掲載されたコラムの反響が大きくて驚く。しかし雨。

夕刻、食事の準備をしようとしたら水が出ない。止水栓は開いているし、工事などで断水するという連絡もないし、漏水の気配もないし、水道局に電話したら面倒くさそうな対応をされるし(泣)、困ったなーと思っていたら、なんと大通りを通って我が家に引き込まれている水道管のおおもとの止水栓が止められていたのだった。日中に工事をして、業者がそのまま栓をひらきわすれて帰ってしまったらしい。いや、それ以前に工事で断水するという連絡もないし。ちょうど机につきっぱなしで水道を使うことがなかったので影響はなかったけれど、うーん、なんという杜撰さ。

そのこととは無関係に夜、言いようのないやるせなさに襲われる。これから先、一瞬一瞬をもっともっと丁寧に人と関わろう。そんなことを思った。今更と言えば今更なのだが。

はぐれ咲くあざみ手折れば指先に血は滲みつつわたしを汚す/ひぐらしひなつ

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